MENU
大東建託NOW

地域の“もしも“に寄り添う、大東建託グループが進める「地域の防災」とは!?

2023.12.27
ポスト ポスト ポスト ポスト シェア シェア はてブ はてブ LINE LINE LINE LINE URLコピー URLコピー
地域の“もしも“に寄り添う、大東建託グループが進める「地域の防災」とは!?

1923年の関東大震災をきっかけに、毎年9月1日が「防災の日」に制定されていることは有名ですが、12月1日が「防災用品点検の日」であることはご存じでしたか?

「防災用品点検の日」も、「防災の日」同様、関東大震災をきっかけに制定された記念日です。1年のうちで季節の変わり目にあたる4日間(3月1日・6月1日・9月1日・12月1日)を防災用品の定期点検の日とすることで、定期的に防災について見直す機会とすることを目指し制定されました。

そんな「防災用品点検の日」から始まった12月。年越し前の大掃除を、自宅や職場の「防災用品」を見直すきっかけとして欲しいところですが、その自宅や職場のある「地域の防災」はどうなっているのでしょう? そこで今回は、「地域の防災」の一端を担う当社グループの取り組み「ぼ・く・ラボ」についてご紹介しながら、地域防災の重要性について考えてみたいと思います!

なんで大東建託グループが「地域の防災」?

近年、気候変動などの影響により、豪雨や台風などの気象災害が激甚化・頻発化しています。加えて、地震大国日本においては、南海トラフ地震をはじめ大災害がいつ起こるか分からない状況にあります。予期せぬ災害に見舞われることが多い日本だからこそ、全国の各自治体は、その地域に合わせた防災力強化に取り組んでいます。

2011年以降、日本で発生した自然災害(一部) 2011年以降、日本で発生した自然災害(一部)

これら災害への懸念が高まる一方、高齢化や地方の過疎化が加速する日本において、近所や地域の方々と共に助け合う「共助」は、災害時に不可欠な心構えとして重要視されており、企業・団体・ボランティア主導による「共助」の輪が広がっています。

自然災害は、当社グループの事業継続はもちろん、賃貸住宅オーナー様や入居者様をはじめとする地域のみなさまの生命・生活に関わる大きなリスクです。「まちの防災」に取り組み、大切な地域のみなさまの不安軽減につなげていくことは、事業活動を通じてまちや暮らしを託される当社グループの使命であると考えています。

災害発生時に必要な「自助・共助・公助」 防災と暮らしの研究室「ぼ・く・ラボ」

こうした背景から、当社グループでは、2018年に防災と暮らしの研究室「ぼ・く・ラボ」を設立。2023年2月には、防災理念「地域の“もしも”に寄り添う」に基づいて、「大東建託グループ防災ビジョン2030」を策定し、地域の防災力強化と、「共助」の環境づくりに取り組んでいます。

“もしも”のときに備える防災拠点「ぼ・く・ラボステーション」

防災拠点「ぼ・く・ラボステーション」

“もしも”のときでも安心できる、「共助」の拠点を全国に・・・そのような思いから、当社グループでは、2019年より、全国の事業所を“もしも”のときに備える防災拠点「ぼ・く・ラボステーション」にする取り組みを進めています。「ぼ・く・ラボステーション」には、食料・水などの災害備蓄食はもちろん、水害が多い地域にはボートを保管するなど、もしものときに“あったらいいな”と思われるものを、地域の特性に合わせて保管・備蓄しています。

また、“もしも”のときにも無償で電源を確保・提供できるよう、社有車としてEV車を配備するなど、「地域の防災力強化」を意識した事業所整備を進めています。 取り組み開始から5年経った今では、32都道府県の45事業所が「ぼ・く・ラボステーション」に!全国各地で、地域の“もしも”に寄り添っています。

ぼ・く・ラボステーションに保管している備蓄食や防災グッズの一部 社有車としてEV車を配備 左:ぼ・く・ラボステーションに保管している備蓄食や防災グッズの一部、右:社有車としてEV車を配備

防災イベントの開催で、「ぼ・く・ラボステーション」をもっと身近に!

しかし、当社事業所に防災グッズを揃えただけでは、“もしも”のときに、地域のみなさまが頼れる場所とは言えません。そこでぼ・く・ラボステーションでは、「いざとなったら、大東建託に行ってみよう!」と思い出していただくために、地域のみなさまとともに、楽しく防災について学ぶイベントを開催し、「ぼ・く・ラボステーション」に足を運んでいただく機会を設けています。

ここからは、2023年7月22日(土)に、大東建託・岡山東支店、岡山支店、岡山中央支店、倉敷支店、ガスパル・岡山販売所が合同で開催した、防災イベントの模様をご紹介します!

防災イベント in 岡山

当日は、78組124名の地域のみなさまにご来場いただき、防災士の資格を持つ当社従業員による防災講座や防災備蓄食の試食会、災害時に生活用水を確保するためのろ過装置利用体験会など、さまざまな防災体験・講習に参加いただきました。

防災士の資格を持つ当社従業員による防災講座 防災備蓄食の試食会 左:防災士の資格を持つ当社従業員による防災講座、右:防災備蓄食の試食会

また、岡山東消防署のご協力のもと、消火器訓練や起震車体験なども実施しました。

生活用水ろ過装置「トレローム」の利用体験
消火器訓練 消火成功で消防士さんとハイタッチ! 左:消火器訓練、右:消火成功で消防士さんとハイタッチ!

特にVR被災体験や起震車などの「体験型コーナー」は人気が高く、参加者からは「災害の怖さについて分かっていたつもりだったが、再認識できて良かった」、「自分自身の災害対策を見直すきっかけになった」といったご意見をいただきました。またお子様連れでご参加いただいた方も多く、お子様とともに、改めて防災の重要性について考えていただく良い機会となりました。

VRで西日本豪雨を疑似体験 起震車による地震体験 左:VRで西日本豪雨を疑似体験、右:起震車による地震体験

地域の「共助」実現にむけて

防災拠点「ぼ・く・ラボステーション」の活動を中心に、当社グループが進める「地域の防災」についてご紹介しました。昨今、特に集合住宅が立ち並ぶような地域では、隣近所に誰が住んでいるかも分からないという方が少なくありません。そんな現代において、全国で賃貸住宅を供給する当社グループだからこそ、地域の「共助」実現を目指し、地域のコミュニケーションの輪を広げ、災害が起きてもすぐに立ち直れる、永く住み続けられるまちづくりに、これからも貢献し続けていきます。

最新記事
人気の記事

Related Articles

『KENTAKU Eyes(ケンタク アイ)』は、
大東建託グループが立ち上げたニュースメディアです。

お届けするのは、暮らしを豊かにする知識やアイデア、見たことのない最新技術、
大東建託で働く人々の想い・取り組みの裏側まで、実にさまざま。

私たちがつないできた“今まで”と、これから皆さんがひらいていく“未来”を
一緒にのぞいてみませんか?

FOLLOW US
SHARE ポスト ポスト ポスト ポスト シェア シェア はてブ はてブ LINE LINE LINE LINE URLコピー URLコピー
目次
シェア