
PROFILE この記事の登場人物

橋本 俊昭 代表取締役社長(ガスパル)
三菱銀行を経て、1992年に大東建託に入社。人事部能力開発課にて教育部門や賃貸管理部門のシステム開発業務に携わる。複数のグループ会社への出向を経験後、2011年にガスパルへ赴任。専務取締役を経て、2019年より現職。

三枚堂 正悟 代表取締役社長(バスクリン)
1991年、アース製薬株式会社に入社。営業職を経て、同社取締役やバスクリン社外取締役などの要職を歴任。2020年より現職。2025年には「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会の任命を受け「温泉文化大使」に就任し、温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録を目指して活動中。
入浴時間は、たっぷりとした湯に身を委ね、心と体をリセットできる贅沢なひととき。しかし、日々の忙しさに追われて、そんな時間を持つことができずにいる方も多いのではないでしょうか。
そんな中、ロングセラー入浴剤「バスクリン」を製造・販売するバスクリンと、大東建託グループのガスパルが協力し、ガスの温もりと入浴文化を広めるオリジナルの入浴促進パンフレット「ガスで彩るBATH STYLE BOOK」を制作しました。
今回は、バスクリン本社で行われた、ガスパル・橋本俊昭社長とバスクリン・三枚堂正悟社長による対談をお届けします。こだわりの入浴方法などを聞く風呂談義でアイスブレイクを行いつつ、コラボレーションが生まれた背景や、そこに込められた両社の思いについて語っていただきました。

バスタイムはどんな時間? 入浴のこだわりは? 入浴剤メーカーとガス会社の社長たちが風呂談義
今回の対談が初顔合わせとなる両社長。まずは自己紹介も兼ねて、それぞれの入浴習慣について語っていただきました。

最初に、お二人が普段、どのような入浴時間を過ごされているのかお聞かせください。

「私もお風呂が好きで、自宅を新築した際も浴室だけはこだわったほど。浴槽から外の景色を眺められるように窓をつくり、冬でも窓を開けて半露天風呂気分を楽しんでいます。バスクリンさんに教えていただいてからは熱すぎない40度くらいの湯温にしていますが、本当にすっと眠りにつくことができますね」
お二人にとってバスタイムとはどんな時間ですか?

「体を清潔にするのはもちろんですが、それ以上の意味があると思っています。お湯につかると、思わず『あぁ〜』とか『ふぅ〜』とかため息が出ませんか?」

「分かります、分かります(笑)」

「お湯に身を委ねていると体がほぐれるだけでなく、思考も解き放たれます。私にとって入浴時間は、1日の終わりに欠かせないリラックスタイムですね」

「私は週末に10kmほど走るのを習慣にしています。社長という立場上、常に考えごとがつきまといますが、走っている間は頭をからっぽにできるんです。バスタイムもそれと同じ。体をきれいにしながら頭をリセットし、明日への英気を養う時間です」

社長として緊張感のある日々を過ごされるお二人にとっても、バスタイムはリラックスやリチャージの大切な時間なんですね。では、旅先など非日常でのお気に入りの入浴法はありますか?

「私は温泉が好きで、とくに好きなのが露天風呂。開放感もさることながら、その土地ならではの自然や温泉地らしい情緒を味わえるのがいいんです。温泉旅館では何度も温泉に入り、いろいろな浴槽があればすべて試してと、温泉を満喫しますね」

「私も露天風呂が好きで、旅先の宿は露天風呂付きの部屋にこだわります。個室の露天風呂ですから誰もいなくて、まさに日常から離れた空間。新緑や紅葉を眺めながら、ただただゆっくりと湯につかり、自分と向き合う。そんな時間はとてもいいものだなと思いますね」
どちらもマネしたくなるすてきなバスタイムです。

「ちなみに、出張先のビジネスホテルでは夜に加えて朝風呂もルーティンにしています。夜はリラックスのためにぬるめの湯にゆったりとつかりますが、朝は42度くらいの熱い湯に短い時間つかるのがポイント。体がしっかり起きて仕事モードに切り替わるんです」

「それはいいですね! 私も実践してみます」

「ぜひぜひ!」

お気に入りの入浴剤もありますか?

「私は自宅でも自社製品を使っていまして、中でも発泡タイプやかんきつの香りが好みですね」

「私は、実はもう20年近くバスクリンさんの『ソフレ』を愛用しています。敏感肌ですぐカサカサになってしまうんですが、これを入れるとしっとりするんですよ。香りもいいので毎日欠かさず使っています」

「いや、うれしいです。まさに橋本社長のように、乾燥肌や敏感肌で悩まれている方のために開発した商品ですから。入浴剤は色や香りで選ぶのも楽しいですが、肌質や体質に合わせて選ぶのもオススメです。効果をより実感していただけると思います」

「私は毎晩、湯船につかるのが習慣です。当社が推奨する快眠のための入浴法に従い、就寝1時間半〜2時間前に、心地よい温かさを感じるくらいの湯温でゆっくりと入浴しています」