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住まいと暮らし

「適度に都会で、適度に田舎。そのバランスが絶妙な街」プロゴルファー・佐久間朱莉さんが住み続ける、地元・川越の魅力

2025.05.23
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「適度に都会で、適度に田舎。そのバランスが絶妙な街」プロゴルファー・佐久間朱莉さんが住み続ける、地元・川越の魅力

PROFILE

佐久間 朱莉

佐久間 朱莉 プロゴルファー

2002年12月11日生まれ。埼玉県川越市出身。大東建託所属。3歳からゴルフを始め、中学3年生から、プロゴルファー・尾崎将司が主宰する「ジャンボアカデミー」に入門、アカデミー1期生として現在も師事している。2019年に「関東女子ゴルフ選手権」で優勝。同年、「樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメント」でローアマチュアを獲得するなど、早くから頭角を現す。2021年6月、トータル18アンダーの単独トップでプロテストに合格。同年11月のステップ・アップ・ツアー「京都レディースオープン」でプロ初優勝し、25年4月には「KKT杯バンテリンレディスオープン」でJLPGAツアー初優勝を飾った。

各分野で活躍するトップランナーに、生まれ育った街の魅力や思い出を語り尽くしてもらうシリーズ企画「わたしの地元のいいところ」。

第3回は、3歳からゴルフを始めて、学生時代から頭角を現し、2021年に単独トップでプロテストに一発合格を果たした佐久間朱莉プロ。2024年はレギュラーツアーで何度も優勝争いに絡む活躍を見せ、最終的にはメルセデス・ランキング(国内)8位に。さらに、今年4月に開催された「KKT杯バンテリンレディスオープン」では、見事 JLPGAツアー初優勝を果たしました。現在は地元の埼玉県川越と千葉の2拠点生活を送っている佐久間プロに、ライフスタイルや地元の魅力を語っていただきました。

街歩きだけでも楽しい川越には、オススメしたいお店がたくさんあります

プロゴルファー 佐久間 朱莉(さくま・しゅり) プロゴルファー 佐久間 朱莉(さくま・しゅり)

佐久間さんは埼玉県川越のご出身で、現在は、地元と千葉の2拠点生活を送っているそうですね。

佐久間「今は、実家と千葉の部屋を半々くらいで行き来していて、実家にいるときは、家族とのコミュニケーションを大切にしています。家族が揃ったときは、できるだけみんなで食事をするようにしていて。最近も開幕前に『みんなでご飯でも行こうか』って話になって、ちょっとした決起集会みたいな感じでした(笑)」

地元で家族とよく行く飲食店はありますか?

佐久間「川越の隣にある鶴ヶ島市の『シエン』という焼肉屋さんは、家族の誕生日や試合で結果を出したときにご褒美として行くことが多いですね。特に牛タンが美味しくて、牛タンばかり食べています。他にも、『頑者』というつけ麺屋さんは学生時代に通っていましたね。学校の先輩に代々人気のあるお店で、テスト期間で帰りが早いときに友だちとよく行ってました」

10時間以上煮込んだ濃厚な魚介系つけダレに、独自製法の極太麺が絶妙に絡む一杯。“濃厚つけ麺ブーム”をけん引したパイオニアとしても知られる(提供:頑者 本店) 10時間以上煮込んだ濃厚な魚介系つけダレに、独自製法の極太麺が絶妙に絡む一杯。“濃厚つけ麺ブーム”をけん引したパイオニアとしても知られる(提供:頑者 本店)

県外からきた人に川越を案内するとしたら、どこに連れて行きますか?

佐久間「川越は街歩きだけでも楽しいので、いろいろな通りを食べ歩きするのがオススメですが、私と同年代の方なら『スターバックスコーヒー 川越鐘つき通り店』を案内します。川越の街並みや歴史を反映させたデザインで、素敵な空間なんです。私よりも年上の方なら、川越は鰻が有名なので『ぽんぽこ亭』を案内したいですね。私も特別な日に行くお店です。

新鮮な国産うなぎを備長炭で香ばしく焼き上げ、ふっくらした蒲焼を熱々ご飯にのせた「うな重」が人気(提供:ぽんぽこ亭) 新鮮な国産うなぎを備長炭で香ばしく焼き上げ、ふっくらした蒲焼を熱々ご飯にのせた「うな重」が人気(提供:ぽんぽこ亭) 新鮮な国産うなぎを備長炭で香ばしく焼き上げ、ふっくらした蒲焼を熱々ご飯にのせた「うな重」が人気(提供:ぽんぽこ亭)

ゆっくり過ごしたいという方なら、『蔵の湯 小江戸はつかり温泉 川越店』がいいですね。川越の中心地からちょっと外れた所にあるのですが、いろんなお風呂があって、食事処もあるので一日中いても飽きないです。個人的には野天風呂が大好きです」

「蔵の湯 小江戸はつかり温泉 川越店」の外観。佐久間さんのお気に入りの野天風呂は、地下1,700mの温泉脈より汲み上げた天然温泉を使用している(提供:株式会社蔵の湯) 「蔵の湯 小江戸はつかり温泉 川越店」の外観。佐久間さんのお気に入りの野天風呂は、地下1,700mの温泉脈より汲み上げた天然温泉を使用している(提供:株式会社蔵の湯)

オフで心身を整えて試合に望み、声援には結果で応えたいと思っています

オフの日は、どう過ごすことが多いのでしょうか。

佐久間「午前中はトレーニングに行って、午後から友だちと遊んだり、美容室やネイルサロンに行ったりと気分転換をするようにしています。基本的に地元で過ごすことが多いですね。ネイルサロンは以前から通っていたお店の店長さんが2年前に独立して、自宅でネイルサロンを始められたので、そこに通っています。とても綺麗な空間で、リラックスできるんですよね」

ネイルのデザインはお任せですか?

佐久間「お任せすることもありますし、希望のデザインがあるときは、それをアレンジしてもらっています。私はキラキラ系が好きなので、どこかにキラキラを入れてもらって、ゴルフに支障が出ない程度の長さに整えてもらっています。ネイルがかわいく整えられていると、試合にも気合が入りますね(笑)」

取材時の佐久間さんのネイル。本人は「撮られるなら、昨日行っておけばよかった〜!」とひと言 取材時の佐久間さんのネイル。本人は「撮られるなら、昨日行っておけばよかった〜!」とひと言

試合に臨むにあたって、縁起担ぎをすることはありますか?

佐久間「ルーキーイヤーは遠征先で良い神社があれば参拝するようにしていましたが、意外と大変で(笑)。最近はあまり行っていません。初日の結果が良かったら、毎日同じ朝ご飯を食べる程度ですかね。縁起担ぎではないですが、昔から『川越氷川神社』に参拝することが多いです。

約1,500年前に創建された「川越氷川神社」。家庭円満・夫婦円満・縁結びの神様として信仰され、全国各地から多くの参拝者が訪れる(提供:公益社団法人 小江戸川越観光協会) 約1,500年前に創建された「川越氷川神社」。家庭円満・夫婦円満・縁結びの神様として信仰され、全国各地から多くの参拝者が訪れる(提供:公益社団法人 小江戸川越観光協会)

中高生の頃は、そこで開催される『川越まつり』に毎年のように行っていました。全国的にも有名なお祭りで、大きな山車(だし)が見どころなのですが、『川越まつり会館』という展示施設もあります。お神輿も盛大で、地元の人たちが掛け声を上げながら担ぐ様子は迫力があります。最近は行けてないので、また行きたいですね」

2024年の来場者数は、約74万人。「川越まつり」の見どころの一つには、多くの山車が巡行する催しがある(提供:公益社団法人 小江戸川越観光協会) 370年以上の歴史がある「川越まつり」を体感できる施設。実際に巡行した山車の展示や祭りの映像が上映されている(提供:公益社団法人 小江戸川越観光協会) 左:2024年の来場者数は、約74万人。「川越まつり」の見どころの一つには、多くの山車が巡行する催しがある(提供:公益社団法人 小江戸川越観光協会)/右:370年以上の歴史がある「川越まつり」を体感できる施設。実際に巡行した山車の展示や祭りの映像が上映されている(提供:公益社団法人 小江戸川越観光協会)

学生時代はどういう場所で遊ぶことが多かったですか。

佐久間「小学生の頃は『菓子屋横丁』にもよく行きました。その頃はお金もあまりなかったので、『今日はいくらまで』と上限を決めて友だちと駄菓子を買うんです。あと川越はお芋が有名で、お芋のチップスやソフトクリームなどを食べ歩きするのも楽しかったですね」

駄菓子屋や飴細工、団子店など約20軒が並ぶ『菓子屋横丁』。佐久間さんのお気に入りは、大根の酢漬けや梅味の“酸っぱい系”駄菓子なんだとか(提供:公益社団法人 小江戸川越観光協会) 駄菓子屋や飴細工、団子店など約20軒が並ぶ『菓子屋横丁』。佐久間さんのお気に入りは、大根の酢漬けや梅味の“酸っぱい系”駄菓子なんだとか(提供:公益社団法人 小江戸川越観光協会)
プロを目指したきっかけは、負けて感じた“悔しさ”。佐久間さんにとっての川越とは……? 次のページ
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