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「本当はさ、傷つけるより愛したい人のほうが多いんだよ」土屋アンナさん&わたなべちひろさんが語った、本気の平和のハナシ

2025.12.24
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「本当はさ、傷つけるより愛したい人のほうが多いんだよ」土屋アンナさん&わたなべちひろさんが語った、本気の平和のハナシ

PROFILE

土屋 アンナ

土屋 アンナ ミュージシャン・ファッションモデル・女優

1984年東京生まれ、1998年モデルデビュー。職業の枠にとらわれず幅広く活躍。『下妻物語』で数々の賞を受賞し、2007年公開の主演映画『さくらん』は世界中で評価される。2021年、Amazon Prime Video『THE MASKED SINGER』でゴールデンマスクドシンガー獲得。舞台出演や国内外でLIVE活動を続けながら、様々なチャリティ活動にも積極的に参加。「フリー・ザ・チルドレン・ジャパン」が主催する「Change Makers Fes」には、2021年からアンバサダーとして参加。4児の母として、同じ立場の人に寄り添いたいという強い思いを行動にしている。

わたなべ ちひろ

わたなべ ちひろ シンガーソングライター

2004年生まれ。2013年、「ヘレンケラー記念音楽コンクール(ピアノ低学年の部)」で1位を受賞。東京国際フォーラムで開催された「ゴールドコンサート」でジョン・レノンの“Imagine”を弾き語りした事をきっかけに、本格的に音楽活動を始める。以降、代々木第一体育館で開催された「パラフェス2016 ~UNROCK YOURSELF~」、NY・アポロシアターで行われる「アマチュアナイト」など、数々のイベント・大会に参加。2018年には、NHKの密着取材によるドキュメンタリー番組「イマジン そこに『境界』はない」が放送される。2019年、渋谷eggmanにてワンマンライブを開催。2021年、「東京2020パラリンピック」閉会式出演。土屋さんと同じく、「Change Makers Fes」には2021年からアンバサダーとして参加し続けている。

「『世界は変えられる』子どもがそう信じられる社会に」をモットーに活動するNPO団体「フリー・ザ・チルドレン・ジャパン」。大東建託グループでも、従業員の募金によって運営される「みらい基金」の支援先の一つとして、本団体をサポートしています。

今回は、12月21日に開催された「チェンジメーカー・ミートアップ2025」に向けて、アンバサダーを務める土屋アンナさんとわたなべちひろさんのライブパフォーマンス&対談の収録を、大東建託本社で実施。今年のイベントテーマでもある「平和」とまっすぐ向き合うお二人の思いを、たっぷりお届けします!

「あなたが望めば争いは終わるんだ」 平和を願う二人が歌った名曲とは?

「あなたが望めば争いは終わるんだ」 平和を願う二人が歌った名曲とは?

「Change Makers Fes 2024」以来、約1年ぶりの再会となった土屋アンナさんとわたなべちひろさんのお二人。土屋さんは会場入りすると、先に待機していたわたなべさんに「やっほー!」と明るく挨拶。わたなべさんも「1年ぶりだなんて、びっくりだよね」と応え、再会の喜びを分かち合いました。

久しぶりの歓談を楽しんだ後は、早速「チェンジメーカー・ミートアップ2025」で配信するためのライブパフォーマンスの収録へ。披露した曲はジョン・レノン&オノ・ヨーコの“Happy Xmas (War is Over)”。世界各地で戦争が続く中、「誰もがクリスマスを楽しめるような世界にしたい」という平和への願いを込めて、わたなべさんが選曲したそうです。

二人の演奏は、リハーサルの段階から息ぴったり。

二人の演奏は、リハーサルの段階から息ぴったり。

わたなべさんのピアノに合わせて、歌詞パートを交互に歌い分け、土屋さんの重厚感ある大人な歌声と、わたなべさんの繊細な感受性と生命力を感じさせる歌声が、収録現場いっぱいに響き渡ります。随所に織り込まれたハモリのパートでは、美しいメロディーが一層際立ちました。

美しいメロディーが一層際立ちました。

楽曲終盤、「あなたが望めば争いは終わるんだ」という意味を持つ「War is over!/If you want it/War is over!/Now」のフレーズは、平和に対するお二人の思いが込もった力強い声量で歌い上げられ、収録現場のスタッフも圧巻されました。

力強い声量で歌い上げられ、収録現場のスタッフも圧巻されました。

戦争、誹謗中傷、ハンディキャップ…… みんなが平和に暮らすため、何ができる?

ここからは、パフォーマンスを終えた土屋さんとわたなべさんのお二人に、未来を担う若者世代に伝えたいことや、平和のため一人一人ができること、そして大東建託のような企業には何ができるのか、語り合っていただきました。

これからの未来をつくる若者世代へ

土屋アンナ 土屋

「若い子たちに対してまず最初に思うのは、『申し訳ないな』って気持ち。本当はさ、私たち大人が次の世代のために生きやすい世の中をつくるべきでしょ。なのに実際はどんどん自然が減って、戦争も起きていて……。申し訳ないよ。でも、私たちにできなかったことを、ちーちゃんみたいな次世代の子たちが一緒になって考えてくれるのはすごく心強い。若い人のアイデアって、私たちには思いつかないものだったりするから」

これからの未来をつくる若者世代へ
わたなべちひろ わたなべ

「私はいま21歳なんですけど、やっぱり『いま世界で何が起きているのか』を正しく知ろうとすることが大切なのかなと思います。それこそ戦争のことも環境のことも、現状を知らないと、興味を持つことや解決策を考えることもできないから。正しい情報を知った上で、『じゃあ自分にできることはなんだろう?』と考えるのが、一歩を踏み出すことかなって。私は音楽で平和の大切さを伝えて、社会を変えるきっかけを作りたいと思っています」

三木理福 土屋

「今回のパフォーマンスに、“Happy Xmas(War Is Over)”を選んだのはちーちゃんだもんね」

わたなべちひろ わたなべ

「この曲はクリスマスを感じるとてもいい曲だけれども、戦争や差別が起きていることが前提で、『争いをやめようよ』と歌っているんですね。もし世の中に戦争や差別がなかったらきっと生まれなかった曲。だから、『誰もがこの曲を必要としなくなるくらい平和な世の中になればいいのにな』と願いながら歌いました」

だから、『誰もがこの曲を必要としなくなるくらい平和な世の中になればいいのにな』と願いながら歌いました

平和のため、いま私たちにできること

土屋アンナ 土屋

「平和のためにできることをしたいと思っても、ぶっちゃけ戦争なんか始められちゃったら何もできないから、それが本当に悔しい。私たちの心は人を愛するため、人を救うためにあると思うんだよね。それなのに戦争は人が人の命を壊すでしょう。一般の人は誰も戦争なんかしたくないんだからさ」

わたなべちひろ わたなべ

「本当にそう!」

本当にそう!
土屋アンナ 土屋

「本当はきっと、人を傷つけたい人よりも、人を愛したい人のほうが数は多いと思う。もっともっと多くの人が手をつないで、みんなが『せーの』で『子供たちの命を奪わないようにしよう!』『戦争なんて無意味だよね!』と叫びだしたら、何かが変わるのかな」

わたなべちひろ わたなべ

「私が通っている大学は外国籍の方が多くて、さまざまな国や地域出身の友達がいるんですね。その子たちと話をしていると、やっぱり戦争の話も出ます。『少しでもいいから、私たちにできることを探したいよね』って、いつもみんなで話してるんです」

『少しでもいいから、私たちにできることを探したいよね』って、いつもみんなで話してるんです
土屋アンナ 土屋

「私たちにできることと言ったら、違いをリスペクトすることかな。言葉も宗教も文化も違って当然、だけど相手を変えようとしないで、ただ違いを受け入れるの。たとえ考え方が違ってもさ、『あ、あなたはそう考えるんだね、OK、私はこういう考えだよ。お互いに違っていていいね!』って、それだけの話じゃない。なのに、自分と違う考えの人を叩く人は多いよね」

わたなべちひろ わたなべ

「悲しいな。なんで叩くのかなぁ」

土屋アンナ 土屋

「違いが原因で差別や争いが起こっているのを見ると悲しいよね。悲しいから目を背けたくなる。でもね、現実をきちんと知るために、目を背けたくなるニュースこそ見るようにしてる。日本は戦後80年だけれども、他の国では今も戦争が続いていて、一瞬で未来ある子どもの命が消えて…… 想像したら具合が悪くなるよ。だけど知らなきゃいけないし、常に忘れたくないよね。戦争ってさ、きっと止めたい人の方が数は多いよ。そう思っている人が全員で『よし、止めに行こう!』って連帯したら強いと思うんだよな」

わたなべちひろ わたなべ

「そうですね。みんなで力を合わせたい」

土屋アンナ 土屋

「結局さ、自分以外の人のことをどれだけ思えるかだよね。泣いている人がいたら手を差し伸べられるかどうか、困っている人がいたら声をかけられるかどうか。そういう小さな行動の積み重ねが、平和につながっていくんだと思う」

わたなべちひろ わたなべ

「相手の気持ちを知ろうとする意思や、想像する力がすごく大事なのかなって思います」

よりよい未来のため、企業には何ができる?

わたなべちひろ わたなべ

「私は障害があって目が見えません。ハンディキャップってどうしても『特別なもの』として扱われることが多いけど、もっと、『ハンディがあるのも当たり前』くらいになったらいいなって思います。社会のシステムの面でいうと、点字ブロックがもっと増えてほしいし、点字や音声での地図や案内板ができたら助かりますね。これからの企業には、視覚障害だけではなく、さまざまな障害を持つ方が安全に街を歩ける仕組みをつくってほしいです」

土屋アンナ 土屋

「私は制度面かな。たとえば同性カップルでも既婚者と同様の権利を得られるパートナーシップ制度とか。時代はどんどん変わってきているから、従来のルールも変えていかないと。ちーちゃんが言うとおり、多様な人が“特別”じゃなくて“当たり前”に受け入れられる、そういった環境がもっと整ったら、多くの人が過ごしやすくなると思う」

わたなべちひろ わたなべ

「あとは、学ぶ権利も守られてほしいです。いろいろな事情で学びたいのに学べない人もいると思うから、学びたい人が平等に学べる仕組みがあるといいなと思います」

土屋アンナ 土屋

「うちの子さ、小学校3年生で手話に興味を持って、私はなにも教えていないのに自分で勉強を始めたの! 『もし街中で耳の聴こえない人と出会ったときに、手話ができなかったら嫌だから』って。子どもって、きっかけさえあれば自分から学ぶんだよね。だけどいまはまだきっかけとなる情報が少なすぎるから、もっと大人が発信していくことが大切だよね」

だけどいまはまだきっかけとなる情報が少なすぎるから、もっと大人が発信していくことが大切だよね」

平和の第一歩は、あなたの小さなアクションから!

この世界はさまざまな課題を抱えており、日本で暮らしていても決して「平和」とは言い切れないでしょう。しかし、私たち一人ひとりが土屋さんやわたなべさんのように、「自分にできること」を考えて行動したら、世界は少しだけ平和に近づくかもしれません。そのためには、言葉や文化の違いをリスペクトしたり、困っている人に手を差し伸べるなど、小さな行動の積み重ねが大切です。あなたも、まずは自分のできるアクションを起こしてみませんか?

平和の第一歩は、あなたの小さなアクションから!
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