PROFILE この記事の登場人物

吉田 鈴 プロゴルファー
2004年2月21日生まれ。千葉県市川市出身。大東建託所属。6歳からゴルフを始め、19年よりプロトーナメントに挑戦。21年の「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」で4位タイに入る。24年は4月の「KKT杯バンテリンレディスオープン」と5月の「ブリヂストンレディスオープン」でローアマチュアを獲得。初のホステス大会となった7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で自身初の10位タイに入る。24年のプロテストに4度目の挑戦で合格。プロとして出場した25年5月の「ブリヂストンレディスオープン」で9位タイに入る。26年6月には「ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2026」でツアー初優勝、同年8月「CAT Ladies 2026」で、ツアー2勝目を挙げた。姉は女子プロゴルファーの吉田優利。
プロゴルファーとして厳しい勝負の世界に身を置きながら、常に自分らしいゴルフを追求し続ける大東建託所属の選手たち。ゴルフプレーの裏側にある熱いマインドから、コースを離れた時に見せる等身大の素顔まで、プロの“オンとオフ”に迫ります。
今回は、今年6月にツアー初優勝を飾り、8月にはツアー2勝目を挙げるなど、さらなる高みを目指して歩み続ける吉田鈴プロにお話を伺いました。
現地を訪れたケンタクアイ編集部が、大会の見どころや、舞台となった福岡県糸島市の「ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ」の魅力を、ゴルフ観戦が初めての方にも分かりやすくご紹介します!
「大東建託・いい部屋ネットレディス」を現地観戦! 熱気あふれる大会と会場の魅力をお届け
後悔したくないから、リスクを背負ってでも攻めます
プロゴルファー 吉田鈴(よしだ・りん)ここまでの調子やプレーにおける手応え、そして厳しい夏を乗り切るためのコンディション調整はいかがですか?
吉田「全体的なレベルが去年よりも少しアップしていると感じます。今年は特に、暑さ対策をはじめとした体調管理を徹底できていることが大きいですね。暑い中でも効率的に練習できる方法を取り入れたり、練習後にきちんとアイシングをしたり。食事もしっかりとってトレーニングを続けているおかげで、体重の減りもなくなりました。よりよいコンディションで試合に臨めていると思います」
ツアー初優勝後の心境や、次なる目標について教えてください。
吉田「『優勝して心境に変化があった』ということは特にありません。今は“メジャー優勝”や“メルセデス・ランキング上位入賞”など、次の目標に向けてトライしています。調子の波はありますが、目指すところは変わらないので、達成するためのステップを着実に進めている感覚ですね」
ご自身の一番の「強み」は、どんなところだと捉えていますか?
吉田「色々な球を打てるのが強みだと思っています。低いドローやフェードといった球種、ラフでのヘッドの入りによる転がり方の計算など、コントロールのバリエーションが多いほど、さまざまなコースに対応できます」

勝負の世界ではプレッシャーも多いと思いますが、メンタル面で大切にしていることはありますか?
吉田「私は手堅いタイプではなく、リスクがあっても攻めるタイプです。一番はやっぱり“後悔したくない”から。安全に刻むのはあまり好きではありません。『これだけ練習したんだから、打って失敗したとしてもしょうがない』と思っています。『ちゃんと打てる』と思えるショットに対しては、今後のためにもリスクを背負ってでも打つようにしています」
そうした“攻めの姿勢”を実践するために、試合前に行うルーティンなどはありますか?
吉田「特に行っていません。圧倒的な技術があれば、たとえ気持ちが揺さぶられることがあっても大丈夫だと考えています。だからこそ、メンタル面を整えること以上に、試合前までの準備が大切。当日に自信を持ってプレーできるように、可能な限りの準備をしておくことを心がけています」
テレビ中継では味わえない臨場感や迫力を楽しめるのが、ゴルフトーナメントの現地観戦。ゴルフライターに、初心者でも楽しめる観戦の魅力から、事前に準備しておきたいこと、当日の楽しみ方まで、詳しく解説していただきました!
ルールを守って満喫!ゴルフライター直伝のトーナメント観戦ガイド
最近は「美容」と「ウェアのコーディネート」にハマっています!

最近、夢中になっていることやハマっていることがあれば教えてください。
吉田「最近、10万円くらいする美顔器を買ったんです! 夜に美顔器をして、朝にむくみが取れているか確認するのが楽しみになっています(笑)。顔だけでなく頭皮のケアもできるのですが、頭がほぐれてやわらかくなると気分もすっきりします。そのリフレッシュ効果が日々のプレーの集中力にもつながると考え、興味を引かれて購入しました。あと、自分でウェアのコーディネートを考えるのにハマっています」
コーディネートを楽しんでいらっしゃるんですね。
吉田「はい、色の合わせ方を調べたりして、『この色を着たらこういう印象になるんだな』と考えながら選んでいます。青色や水色など、爽やかな色を着ることが多いですね。ただ、優勝したときとプロテストに合格したときは紺色でした。私自身、紺色は“勝負カラー”ではないと思っていたんですが(笑)」

自分へのご褒美や、モチベーションを上げるために買い物をすることはありますか?
吉田「洋服やピアスなどは、定期的に買っています。ただ、 “いい成績が出たご褒美として買う”というよりは、“頑張りたいから買う”という感じですね。一つひとつの試合に集中するためにも、できるだけ雑念を減らしたい。だから、欲しいものは先に買っておいて、試合のときは、ゴルフのことだけを考えるようにしています」
子どもたちやゴルフ好きな人に、良い影響を与えられる選手になりたい
これからのゴルフ人生を考えたときに、思い描く理想像があれば教えてください。
吉田「プロとして結果を出すことは最大の宿命と言えますが、それに加えて、自分の経験や発見を言葉にして伝える力も磨いていきたい。子どもたちや、これからゴルフに本気で取り組もうとしている人たちに、良い影響を与えられる選手になることが目標です」

日頃から応援してくれるファンはどのような存在ですか?
吉田「ゴルフをするうえで、いつも本当に励みになる存在です。父が経営する居酒屋でお手伝いすることもあるのですが、そこで『〇〇の試合を観に行きました!』と声をかけてくださる方もいて。現地まで足を運んでくださる分、頑張ろうという気持ちになります!」
最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
吉田「今、幸せなアスリート人生を送らせていただいているのは、ファンの皆さんのおかげです。もっと恩返しができるように、長くゴルフを続けられる選手になりたいと思っています。今後も応援していただけるとうれしいです!」
さらなる高みへ挑戦を続ける、吉田プロ!
ツアー2勝を経て、すでに次なる目標へと歩みを進めている吉田プロ。多彩なバリエーションのショットと「後悔しない」攻めの姿勢を支えているのは、日々の努力と入念な準備です。一方で、美容やウェアのコーディネートを楽しみながら、自分らしく心身を整える等身大の素顔もとても魅力的。これからも新たな目標に向かって挑戦を続ける吉田プロの活躍に注目しましょう!

※本記事の内容は、掲載時点の情報です。記載されている会社名、サービス名、役職・肩書などは、現在と異なる場合があります。





















