
PROFILE この記事の登場人物

林 悠希 ルームアドバイザー(いい部屋ネット新宿店)
宅地建物取引士。2020年7月、大東建託リーシング株式会社(以下、大東建託リーシング)に入社。いい部屋ネット町田店での勤務を経て、2025年に新宿店へ異動。前職の接客経験を生かしながら、ルームアドバイザーとして日々多くのお客さまの内見に立ち会っている。リピーターのお客さまがすぐ分かるほど、一度会ったお客さまの顔と名前を忘れないことが得意。
気に入った賃貸物件と出会ったとき、「ここに住みたい」という気持ちが先走って内見をおろそかにして、入居後に「しまった!」と後悔した経験はありませんか? 今回は、内見で絶対に見逃してはいけないチェックポイントを賃貸物件のプロが徹底解説します。内見前にチェックすれば、満足の行くお部屋探しができるはず!
内見が大切な理由とは?

昨今、賃貸物件を契約するにあたって“内見なし”で進める人が増えているんだとか。株式会社AlbaLinkが賃貸物件に住んだことがある500人を対象に行った「内見なしの賃貸契約に関する意識調査」では、内見せずに賃貸物件を契約したことが「ある」と回答した人は33.4%、なんと約3人に1人にのぼると分かりました。
しかし、内見を軽視するのは危険です。2022年3月に賃貸借トラブルに係る相談対応研究会が公開した「民間賃貸住宅に関する相談対応事例集(再改訂版)」では、オンライン内見のみで契約し、入居後に室内の色合いが思っていたものと異なるなどの理由でトラブルになるケースも報告されています。内見をせずに契約すると、想像と現実のギャップに悩まされたり、思わぬトラブルに巻き込まれたりする可能性も。内見は、入居後のストレスやトラブルを避けるためにも非常に大切なのです。
今回ご紹介する「内見のチェックポイント」をしっかりと押さえれば、後悔のないお部屋探しができ、入居後の満足度を高められる可能性がグッと高まります。
内見チェックポイント01|事前準備
ルームアドバイザーとして毎日のように内見を担当している林さんに、内見のチェックポイントを詳しく聞いてみました。

林「内見をする前に、部屋に置きたい家具・家電などのサイズを測ってリストアップしておきましょう。内見時に効率よく寸法を確認できて便利です。また、当日は最寄り駅から物件まで歩いてみることをオススメしています。事前にマップなどで物件周辺の環境を調べておくと、実際に現地で確かめながらチェックできます。しっかり事前準備すれば、現地での内見を有意義な時間にできますよ」
「いい部屋ネット」の物件詳細ページから、マップで周辺環境を確認できる内見前に準備しておくと良いこと
- 部屋に置きたい家具・家電などのサイズ(幅・奥行き・高さなど)を測ってリストアップする
- マップで物件までのアクセスや周辺環境を調べる
内見時に必要な持ち物
- メモ帳
- ペン
- メジャー
- スマホ(撮影用)
- 間取図(あれば)
内見チェックポイント02|周辺環境
ここからは、実際の内見さながらに案内してもらいました。林さんは屋外からスタートし、最終的に室内を重点的に説明するスタイルだそうです。

林「まずは、最寄り駅から物件まで、マップ上だけでは分からない坂や通りづらい場所がないかなど、周辺環境をチェックしながら歩いてみましょう。物件に到着したら一周ぐるりと歩いて、周辺の様子を見てみるといいですよ。具体的には、以下のポイントを確認するのがオススメです」

交通アクセス、交通量
- 最寄り駅から物件までのアクセス
- 物件周辺の交通量
生活の利便性
- よく使うお店や施設が近くにそろっているか(スーパー・病院・公共施設など)
街や近隣の環境
- 街全体の治安や騒音の程度
- 隣接する建物の様子や距離感
それでは、具体的に建物の中を見ていきましょう。物件内部は実際に内見しないと見られない部分ばかりなので、写真やメモを残しながら見落としがないよう落ち着いて確認していくことが大切です。






















