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ケンタクアイ編集部
大東建託グループのニュースメディア「KENTAKU Eyes(ケンタク アイ)」の編集部。暮らしを豊かにする知識やアイデア、最新技術、大東建託で働く人々の想い・取り組みの裏側まで、さまざまな情報をお届けします。
住まい選びの条件は人それぞれ。通勤・通学の利便性や治安、商業施設の充実度など、重視するポイントによって最適なエリアは変わります。「住みここ街歩き」シリーズ第4弾では、愛知県の人気エリア「名古屋駅周辺(駅から徒歩10分圏内)」を徹底リサーチ。繁華街やオフィス街のイメージが強いエリアですが、実際の住みやすさはどうなのでしょうか? 住民インタビューと街歩きレポートを通じて、その魅力を探ります。
実際に名古屋の街を歩いてみて
住民の方のインタビューからも、名古屋駅の東側と西側ではイメージが大きく異なることが分かりました。百貨店やオフィスビル、高層ビルが立ち並ぶ東口とは対照的に、西口側は昔ながらの商店街があり、懐かしい風情が残るエリアです。そこで、名古屋駅周辺エリアの穴場ともいえる西口側を中心に街歩きをしてみました。
西口側から駅の外へ出た風景。椿町北の交差点を西へ進む交差点を進み、「ビックカメラ」を過ぎると急に景色が変わります。高いビルもなく1本裏に入るだけで落ち着いた雰囲気に。この辺りは地元の方たちから“駅裏”“駅西”と呼ばれる西口側エリア。昭和の雰囲気を残す商店街「駅西銀座」のメインストリートを散策してみましょう。


黄色のファサードが目印のここは、インディーズ映画を中心に上映する「シネマスコーレ」。1983年に映画監督の若松孝二さんが立ち上げたミニシアターです。毎週のように監督や俳優の舞台あいさつが行われるため、地元の映画ファンには欠かせない場所となっています。この日もイベントがあったようで、たくさんの映画好きの方々が集まっていました。
一日中モーニングサービスを提供している「喫茶モーニング」名古屋といえば“モーニング文化”。喫茶店でドリンクを注文すると、朝のサービスタイムにはトーストや卵が無料で付いてくるという名古屋独特のサービスは、地元の方にとっては当たり前の光景です。「駅西銀座」の通りにはシャッターを下ろしてしまった店も多いのですが、歩いているとこうした古民家を改築したオシャレなお店を目にすることができます。
人気の小倉トーストこのエリアにはゲストハウスもあるため、地元の方だけでなく観光客もモーニングを利用しにやってくることが多いようです。この日も2階席までほぼ満席。古民家を改築した落ち着いた空間で、地元の老舗家具店「カリモク家具」の椅子に腰かけながら、みなさんリラックスしたひとときを過ごしていました。

続いては「NAgoya BOOK CENTER(ナゴヤブックセンター)」。3階建てのビルをリノベーションした店内には名古屋関連の本がずらり。昭和時代の名古屋が分かる写真集や名古屋を舞台にした本、名古屋出身の作家の著書などが並びます。店内の奥にはカフェスペースも併設されているので、街歩きに疲れたら立ち寄りたいスポットです。

「NAgoya BOOK CENTER」の向かい側にあるセレクト土産物店「OMYAGE NAGOYA(おみゃーげ なごや)」にも立ち寄ってみます。元旅館を改装したショップで、東海地区のアーティスト作品などここでしか買えないお土産が並び、百貨店とは違う楽しさを味わえるんです。「NAgoya BOOK CENTER」とともに、新しい名古屋カルチャーの発信基地となっています。
創業から30年以上続く地元の方ご用達の「スパゲッティハウス シェフ」名古屋メシといえば、味噌カツ、手羽先、きしめんといろいろありますが「あんかけスパゲティ」も外せないところ。駅西銀座商店街にある「スパゲッティハウス シェフ」にお邪魔しました。
これぞ名古屋! が詰まった「デラックスシェフ」1,300円「スパゲッティハウス シェフ」の人気No.1メニューは「デラックスシェフ」。エビフライとウインナーが入ってボリュームたっぷり。鉄板に敷いた卵も、いかにも名古屋といったイメージです。スパイスを独自の配合でブレンドして2日間煮込んだ後、さらに2日間冷蔵庫で寝かすという手間のかかったあんかけソースは、マイルドでクセになる味です。

「駅西銀座」の周辺も、リニア中央新幹線の開通にともなう工事がいたるところで行われています。10年後にはどんな景色に変わっているのでしょうか。

西口側を散策した後は、地下にもぐってみます。名古屋駅は9つの地下街が交錯する地下街ラビリンス。それぞれに個性がありますが、そのうちの1つ「サンロード」は日本で一番古い地下街として知られています。

2025年で68周年を迎える地下街「サンロード」。昔ながらの純喫茶や名古屋名物のお店もあり、飲食に強い印象です。ちょっと低めの天井や控えめな照明など、昭和レトロ感が漂いますね。「サンロード」以外にも新幹線口直結の「エスカ」、伏見駅までつながるエリア最大級の「ユニモール」など合計で9つの地下街(メイチカは休止中)があり、名古屋駅直結で雨の日でも快適にショッピングやグルメが楽しめるんです。

地下街を抜けて、名古屋駅東口側に移動してみます。「ミッドランドスクエア」の裏側に入ると、これまた表通りとはまったく違う表情の街が見えてきました。ここが、名古屋市の台所「柳橋中央市場」です。

鮮魚を中心に肉や野菜、果物などが並び、早朝には活気あふれる街の空気を感じることができます。一般の方も利用できるので、朝早くから食材を求めて訪れる地元の方も多いスポットです。

柳橋中央市場の中心にある「マルナカ食品センター」の中には、新鮮な魚介類をいただける飲食店も併設。こんなところに? と思う場所に食堂やバー、ビストロ、ラーメン店などが並んでいて、一風変わった雰囲気を楽しめますよ。

東口側の名鉄(名古屋鉄道)乗り場まで戻ってきました。夕方16時過ぎの人通りはこんな様子。もう少しすると、帰宅ラッシュと夜呑みの人たちでまた違う賑わいが始まりそうです。
スーパーターミナル化で、さらに便利で快適に
「ジェイアール名古屋タカシマヤ」や「名鉄百貨店」といった百貨店、トレンドショップが集まる「タカシマヤ ゲートタワーモール」や「KITTE名古屋」、都市型シネマコンプレックスを有する「ミッドランドスクエア」などが建ち並ぶ名古屋駅周辺エリア。一方、1本裏道に入ると庶民的なローカル感が残るエリアがあったり、迷宮のような地下街が広がっていたりして、名古屋ならではのミクスチャー感が楽しめる街です。
2027年予定のリニア中央新幹線開業を見据えた再開発も進行中で、新築マンションなどの増加が予想されます。スーパーターミナル駅を目指して便利さが加速していく名古屋駅周辺は、駅近・新築物件を探している人にとって、今後ますます魅力的なエリアとなりそうです。






































