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最前線で活躍する妻の支え方。夫婦の形を杉山愛さん夫妻&小畑沙織さんと考える

2026.01.13
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最前線で活躍する妻の支え方。夫婦の形を杉山愛さん夫妻&小畑沙織さんと考える

PROFILE

杉山 愛

杉山 愛 元プロテニスプレイヤー

15歳で日本人初の世界ジュニアランキング1位に輝き、17歳でプロに転向。オリンピックには連続4回出場したほか、グランドスラムでは女子ダブルスで3度の優勝、混合ダブルスでも優勝を経験するなど、数々の功績を残した。2009年の現役引退後は、コメンテーターや解説者など多方面で活躍。2018年にはITF公認「Ai Sugiyama Cup」を立ち上げ、若手選手の育成にも注力している。2023年から国別対抗戦日本女子代表監督に就任。プライベートでは2児の母。

杉山 走

杉山 走 元プロゴルファー

アフリカ・ケニア生まれ、アメリカ育ち。プロゴルファーとして活躍した後、アスリートのマネジメント業務に携わる。2011年に杉山愛さんと結婚。2014年から愛さんのマネージャーを務めるほか、自身もメディア出演にするなど多岐にわたって活躍している。

小畑 沙織

小畑 沙織 元プロテニスプレイヤー

北海道札幌市出身。世界最高ランクシングルス39位。アテネ五輪出場。引退後は、コーチ、食育インストラクター、そして杉山愛さんが代表理事を務める「Square Plus」の理事として活躍。1児の母。

2025年11月20日、大東建託はダイバーシティ推進10周年の節⽬に元プロテニスプレイヤーの杉山愛さんが代表理事を務める「Square Plus(スクエア・プラス)」とコラボし、社内向けイベントを行いました。当日は杉山愛さんと公私にわたるパートナー・走さん、そして同じく元プロテニスプレイヤーの小畑沙織さんが登壇し、大東建託社員も交えて「女性活躍」にまつわるトークを繰り広げました。

そこで今回は、イベント終了後に杉山愛さん・走さんご夫婦、小畑さんに特別インタビュー。「パートナーシップの築き方」にフォーカスを当て、それぞれの家庭の円満の秘けつや働く女性へのアドバイスを伺いました。また、後半は3人も登壇したトークイベントの模様をお届けします。

日本女子テニス界のさらなる発展を目指す「Square Plus」

日本の女子テニス界のさらなる発展への貢献とさまざまな活動を通じ、すべての人々の「夢を叶える」姿を後押しすることを目的として立ち上げられた団体。杉山愛さんのほか、中村藍子さん、森上亜希子さんが代表理事を務め、理事には浅越しのぶさん、小畑沙織さん、神尾米さん、土居美咲さん、長塚京子さん、森田あゆみさんなど、日本女子テニスの一時代を築いてきた選手たちが名を連ねています。「大東建託オープン」をはじめとした大会の主催・運営など、若手の可能性を広げるための活動に注力しています。

Square Plusホームページ
日本女子テニス界のさらなる発展を目指す「Square Plus」

杉山さん夫婦と小畑さんが語るパートナーシップ。絆を深めるカギは「感謝と対話」

–––杉山さんご夫婦は、タレントとマネージャーという関係でもありますが、仕事とプライベートのバランスを保つために、普段から意識していることはなんですか?

杉山 愛(元プロテニスプレイヤー)

「まめに話し合うことですね。話し合いの前には『この件について話したいから、時間を作ってもらえる?』と確認するようにしています。急に複雑な話をされると、心の準備ができないこともあるので」

元プロテニスプレイヤー 杉山 愛 元プロテニスプレイヤー 杉山 愛
杉山 走

「僕たちは四六時中一緒なので比較的いつでも話せますが、もしなかなか話し合いの時間が取れなかったら、家族で”定例ミーティング“をするのもいいですよね。知人にも『毎週金曜日の午前中、子どもが学校に行ったあと、仕事の前に夫婦で30分お茶する」という方がいます」

–––家事・育児はどう分担していますか?

杉山 愛(元プロテニスプレイヤー)

「明確に線引きをして『やってあげた』『やらせてしまった』となるのを避けたいので、あえて分担制にせず、できる方ができるときにやっています。子どものお世話も、本人の『パパがいい』『ママがいい』というリクエストになるべく応えられるようにしています。

一方が寝かしつけをする間、もう一方が夜ご飯の片付けをするなど、状況に応じて柔軟に動くことが多いですね。その日の疲れ具合などでどちらかが多く負担する日もありますが、やってもらったときは必ず感謝の気持ちを伝えています 」

–––小畑さんご夫婦はいかがでしょう。

小畑 沙織 小畑

「私たちも線を引かず、できる方がやっています。夫はすごく協力的ですが、結婚当初は私が『家のことは自分がやらなきゃ』と思い込み、頑張りすぎて疲れてしまったことがあったんです。

でも、いよいよ仕事を減らさないと両立できないとなったときに『私らしくないな』と気付いて、完璧を目指すのをやめました。今は仕事と家庭のバランスを取るのがうまくなって、より楽しく働けています」

元プロテニスプレイヤー 小畑 沙織 元プロテニスプレイヤー 小畑 沙織

——皆さん、ご夫婦で協力しあっているんですね。愛さんと走さんはイベントのトークでもコミュニケーションの大切さに触れていましたが、具体的にはどんなことを意識していますか。

杉山 走

「相手が気持ちよくいられる声掛けを意識し合っています。僕が早朝から趣味の釣りに行っても、愛は絶対に『なんで行くの?』とは言わず『楽しんでね!』と送り出してくれるんです。だからこそ、僕も愛のためになることをやりたいと心から思えます。夫婦関係は鏡のようなもの。お互いに相手を尊重していれば、どんどんいい方向に向かっていくと思います」

元プロゴルファー 杉山 走 元プロゴルファー 杉山 走

——小畑さんは夫婦間のコミュニケーションで意識していることはありますか?

小畑 沙織 小畑

「夫は飲食関係、私はテニスに関わる仕事と、全く異なる分野で働いているので、お互いの仕事について深く理解するのはどうしても難しいんです。それを分かっているからこそ、意見を押し付けず、相手を受け入れるように心掛けていますね。生活リズムが違うので一緒に過ごせる時間が少ないのですが、そのぶん二人のときは会話を大切にしています」

杉山 愛(元プロテニスプレイヤー)

「しっかり話せていないとどんどん相手のことが分からなくなって、関係がかみ合わなくなってしまうから、会話はすごく大切ですよね」

杉山 走

「相手を理解しようとするのが大事。相手を知れば知るほど、サポートしやすくなりますから」

杉山 愛(元プロテニスプレイヤー)

「走は、本当に私の様子をよく見てくれているんですよ。疲れていたらマッサージを予約してくれて『行っておいで』って。おかげで、心置きなくリフレッシュできます」

杉山 走

「愛は特に分かりやすいというのもあります(笑)。愛には愛らしく、仕事もプライベートもエネルギッシュに楽しんでほしいので、そのためにサポートしたいと常に考えているんです」

——愛さんが、走さんのサポートで特に感謝していることを教えてください。

杉山 愛(元プロテニスプレイヤー)

「私のやりたいことをどんどん実現してくれることですね。大東建託オープンをはじめ、大会を開催できたのは本当にうれしかったです。あと、私は一点集中型なんですけど、走は完全なマルチタスク型で、いろんなところを補ってくれます。おかげで、監督業などの自分にしかできないことに集中できています」

おかげで、監督業などの自分にしかできないことに集中できています」
女子テニスの世界への登竜門「大東建託オープン」

大東建託がスポンサーを務める国際女子テニス大会。杉山愛さんの働きかけによって2023年からスタートした同大会は、選手が最大限のパフォーマンスを発揮できるように対応する“選手ファースト”の運営を貫いています。開催地域との連携や10代を含めた若手選手へのチャンスの機会であることなどが高く評価され、女子テニス選手にとって“世界への登竜門”とも言える国内開催の国際大会に成長しています。

女子テニスの世界への登竜門「大東建託オープン」

——小畑さんはご家族のサポートで感謝していることはありますか?

小畑 沙織 小畑

「夫は共働きでも子どもが寂しくならないよう、いつも気を配ってくれています。私が仕事で数日家を空けるときは一緒にカウントダウンして、楽しみながら帰りを待っていてくれることも。すごく心強いしありがたいです」

杉山 愛(元プロテニスプレイヤー)

「いいね。ママが頑張る姿を見せるのは、お子さんにとってもプラスだと思う」

杉山 走

「そうだよね。特に女性は社会の中で求められるロールが多くて、家族や周りの人を優先して自分を後回しにしがちだけど、夫の立場からすると、妻が自分らしく輝いていることが何より幸せなんじゃないかなと。少なくとも僕はそうです。子どもも、ママが元気だとすごくうれしそうじゃないですか。なので女性には、まずは自分がハッピーでいることを優先してほしいです」

なので女性には、まずは自分がハッピーでいることを優先してほしいです」

——最後に、仕事と家庭の両立に奮闘する女性にメッセージをお願いします。

小畑 沙織 小畑

「自分のキャパシティを超えすぎないように意識して、今できている部分に目を向けることが両立のコツなのかなと思います。力が入りすぎると、本来できるはずのこともできなくなってしまう。まずは自分で自分の頑張りを認めて、周りの力もうまく借りて、仕事も家庭も楽しんでほしいです」

杉山 愛(元プロテニスプレイヤー)

「女性はキャリアがライフイベントに左右されやすいので、物事の優先順位が大きく変わるときがありますよね。私自身も引退してからの16年間で、子どもを持つ、不妊治療をする、監督に就任する、などいろんな岐路に立ちました。

悩むことも多かったけど、一つひとつの決断と全力で向き合ってきたからこそ今があると思っています。その時々で思いきり悩み抜いて、後悔の少ない人生を送りましょう」

、一つひとつの決断と全力で向き合ってきたからこそ今があると思っています。その時々で思いきり悩み抜いて、後悔の少ない人生を送りましょう」
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